有限会社片貝煙火工業

会社案内

ごあいさつ

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。有限会社片貝煙火工業は、新潟県小千谷市片貝町にて、江戸時代から続く花火づくりの伝統と文化を継承し、安全を第一に、煙火の製造と打ち揚げを行っております。

当社の象徴である直径120cmの四尺玉は、片貝の花火を愛する町民の皆様と共に作り上げた、世界に誇るオリジナル製品です。また、小さな花火から四尺玉まで、さまざまなサイズの煙火を製造し、従業員一同、皆様に喜んでいただける花火づくりに日々取り組んでおります。

近年では、2022年に新潟県産打揚花火が新潟県伝統工芸品に指定され、その指定業者となりました。また、同年の高崎HANABIコンクールでは「たんぽぽが花笑みⅠ毛は旅に出る」で3位入賞を果たしました。

今後も、伝統を守りながら革新を追求し、皆様に感動と喜びをお届けできる花火づくりに邁進してまいります。引き続き、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。

片貝煙火工業 代表取締役 本田和憲

会社概要

社名
有限会社 片貝煙火工業
代表者
代表取締役 本田 和憲
所在地

【本社】
〒947-0101
新潟県小千谷市片貝町6529-1
TEL. 0258-84-2076
FAX. 0258-84-3516

【片貝工場】
〒947-0101
新潟県小千谷市片貝町十三畑8520-1

【西山工場】
〒949-4111
新潟県柏崎市西山町大字別山北の入5690-3

電話
0258-84-2076
FAX
0258-84-3516
資本金
1,000万円
従業員数
22名(片貝工場16名 西山工場6名)
事業内容
  • 打ち揚げ煙火・仕掛け煙火の製造販売事業
  • 花火大会の企画・演出
許可番号

【本社】
火薬類(煙火)販売営業許可:新潟県指令工振第169号 昭和56年2月7日

【片貝工場】
火薬類(煙火)製造営業許可:新潟県指令60消第5010号 昭和61年4月1日

【西山工場】
火薬類(煙火)製造営業許可:新潟県消第4132号 平成10年5月27日

取引銀行
第四北越銀行 片貝支店
主な所属団体
  • 公益社団法人日本煙火協会
  • 一般社団法人日本煙火芸術協会
  • 小千谷商工会議所
  • 柏崎商工会議所
  • 片貝商工振興会
  • 財団法人新潟県危険物安全協会
  • 社団法人新潟県火薬類保安協会
  • 一般社団法人小千谷法人会

(2022年2月現在)

沿革

1980年5月

  • 地元片貝の伝統を受け継ぐため、黒崎煙火店より煙火製造業務全般を継承
  • 社名を有限会社片貝煙火工業とする
  • 代表取締役に本田善治就任
  • 旧工場及び煙火火薬庫2棟を継承(現、片一1.4t、片二煙火火薬庫0.5t)

1982年9月

  • 片貝まつりにおいて三尺三寸玉の打揚げに成功

1984年 試験打揚げに成功

  • 四尺玉(模擬玉)の試験打揚げに成功
  • 四尺玉を製造するが、打揚げに失敗

1985年3月

  • 専務取締役に本田正憲就任

 9月黄金すだれ小割浮模様

  • 片貝まつりにおいて世界一四尺玉打揚げ成功(黄金すだれ小割浮模様)

1986年6月

  • 工場完成(現片貝工場)第一煙火火薬庫(2t)完成

 9月

  • 片貝まつりにおいて四尺玉2発打揚げ。(黄金すだれ小割浮模様、黄金千輪二段咲)
    これより毎年2発づつ打揚げ

1989年 

  • 一部、電気点火による打揚げを開始

1990年11月

  • 本田善治、叙勲(勲四等瑞宝章)

1991年6月

  • 第二煙火火薬庫(2t)完成

1992年9月

  • 日中友好20周年記念花火打揚げ:長城計画(中国北京市にて)

 11月

  • 第一雑品庫完成

1993年5月

  • 初代社長本田善治没。(四尺玉創始者)
  • 代表取締役社長に本田正憲就任(2代目)

1994年 

  • 製品管理のコンピュータ化

 6月

  • 新潟県火薬類保安協会魚沼支部より優良事業所表彰

1995年3月

  • 『世界一四尺玉片貝煙火工業』の商標登録を完了

 6月

  • 第三、第四煙火火薬庫(2t×2)完成
  • 電気点火による打揚げの完全実施

1996年3月

  • 本社移転。(現在に至る)
  • 花火開花シミュレーションソフトの完成、運用開始

1997年 

  • 工場事務所増築

1998年5月

  • 柏崎煙火工業所を吸収合併し、西山工場として業務開始
  • 煙火火薬庫2棟を継承(現、西一、西二煙火火薬庫3t×2)

2000年6月

  • 第二雑品庫(片貝)完成
  • 打揚げ点火方法にコンピュータを一部導入

 7月

  • ぎおん柏崎まつりにおいて市制60周年記念尺玉600連発の打揚げ実施

2001年3月

  • 専務取締役に本田和憲就任

 4月

  • FAM(ファイヤーワークス・アレンジメント・マネージャー)導入 5名任命

 6月

  • 片貝工場第一乾燥工室増築及び第二乾燥工室完成

 9月

  • 片貝まつりにおいて三尺玉三段打の打揚げ実施

 10月

  • ソウル世界花火大会に参加予定であったが米国テロの為、翌年6月に延期

2002年3月

  • 環境問題への取り組みを開始。玉皮にモウルド製玉皮使用
  • 割薬芯材にナイコ(非石油系発泡体)使用開始

 6月

  • ソウル世界花火大会に参加(サッカーワールドカップ期間中、韓国ソウルにて)「日本の四季」25分間、音楽に合せてコンピュータ点火により打ち揚げ

 8月

  • 河口湖湖上祭(山梨県)花火コンクール優勝「黄金の国ジパング」

 11月

  • NHK連続テレビ小説「こころ」ロケ協力。花火演技指導:本田正憲(2003年9月中旬まで)

2003年2月

  • 本田正憲、社団法人日本煙火協会会長に就任(平成22年度まで4期8年)

 4月

  • 片貝工場事務所棟増築。1F片貝工場事務所、2F片貝西山統括事務所とする

 5月

  • 本田正憲、新潟県火薬類保安協会より保安功労者表彰

 8月

  • 新潟まつり県内スターマインコンクール特賞受賞。「アレンジ・ザ・ゴールド」
  • 赤川花火大会(山形県)エレクトリックミュージカルワイド部門優勝。「On The Wind」4分間、音楽に合せてコンピュータ点火により打ち揚げ

 12月

  • 映画「インディアンサマー」ロケ協力

2004年7月

  • 新潟県7・13水害により西山工場床下浸水
  • ぎおん柏崎まつりにおいて尺玉100発一斉打ちの打揚げ実施

 8月

  • 新潟まつり県内スターマインコンクール特賞受賞「金色華物語」

 10月

  • 10・23新潟県中越地震により片貝工場事務所棟一部損壊

2005年 

  • ドキュメンタリー番組「江口洋介が追い続けた1年 中越地震の町に咲いた超特大花火~花火の数だけ涙があった~」取材協力

2006年4月

  • 第五、第六煙火火薬庫(2t×2)完成

 5月

  • 新潟県火薬類保安協会より優良事業所表彰

 7月

  • ぎおん柏崎まつりにおいて三尺玉二発同時打ちの打揚げ実施

2007年2月

  • 西山工場事務所棟増築

 7月

  • 7・16新潟県中越沖地震により西山工場一部損壊

 11月

  • 本田正憲、小千谷商工会議所副会頭に就任

2008年1月

  • 本田正憲、新潟県知事より保安功労者表彰

 10月

  • 片貝工場第三雑品庫完成

2009年3月

  • 大曲新作花火コレクション2009銅賞受賞「恥ずかしがり屋のタヌ吉くん」

 9月

  • 映画「おにいちゃんのハナビ」ロケ協力

2010年5月

  • 新潟県危険物安全協会より保安功労者表彰

 7月

  • 消費現場で使用する大型風向風速測定器導入

2011年10月

  • 西山工場資材庫改築

2012年4月

  • 本田正憲、小千谷商工会議所会頭に就任(2016年10月まで)

 5月

  • 第七、第八、第九、第十煙火火薬庫(2t×4)完成

 8月

  • 赤川花火大会(山形県)創造花火の部 準優勝「スター☆レボリューション~星に願いを~」

 10月

  • 土浦全国花火競技大会(茨城県)創造花火の部 準優勝「星のまわりをグルグルと」

 12月

  • 全国火薬類保安協会より保安管理功労者表彰

2013年3月

  • 大曲新作花火コレクション2013銅賞受賞「こだわりハート」

 8月

  • 赤川花火大会(山形県)創造花火の部 準優勝「LOVE FIRE~幸せの形~」

 10月

  • 土浦全国花火競技大会(茨城県)創造花火の部 準優勝「恋心~トキメキ・みだれ・はじける?!~」

2014年10月

  • 土浦全国花火競技大会(茨城県)/10号玉の部1等「昇り曲導付三重芯覆輪漣」/創造花火の部3等「サクラ咲ケ~夜空に浮かぶ 夜桜模様~」

2015年8月

  • 赤川花火大会(山形県)創造花火の部3位「レイニーブルー」

 10月

  • 土浦全国花火競技大会(茨城県)/10号玉の部3等「昇り曲導付三重芯越後の向日葵」/創造花火の部2等「越後に咲く幻の向日葵」

2016年10月

  • 土浦全国花火競技大会(茨城県)/10号玉の部3等「昇り曲導付八重芯越の彩春香」/創造花火の部特等「越後の金箔蒔絵調華絵巻」

2017年3月

  • 本田正憲、一般社団法人日本煙火芸術協会に入会

 8月

  • 大曲全国花火競技大会(秋田県)/創造花火の部優秀賞/日本煙火協会長賞「輝く星に魅せられて」

2017年10月

  • 土浦全国花火競技大会(茨城県)/10号玉の部3等「昇り曲導付三重芯越の海雪」/創造花火の部特等「スノードームコレクション」

2018年8月

  • 大曲全国花火競技大会(秋田県)/創造花火の部 優秀賞「ウェディングセレブレーション~二人に捧ぐ恋の花~」/十号自由玉の部 入賞「宵の浮星」

2019年8月

  • 大曲全国花火競技大会(秋田県) 十号自由玉の部 入賞「越のこころ」

2020年5月

  • 本田正憲、新潟県火薬類保安協会より優良従事者表彰
  • 新型コロナウィルス感染症の感染拡大によりほとんどの花火大会が中止

 6月

  • 片貝花火サポーターズ倶楽部の協力により『片貝プライベート花火』開始

 9月

  • ECサイト『光耀舎おんらいんしょっぷ』の運用開始

 12月

  • 本田正憲、令和2年度火薬類保安経済産業大臣表彰

2021年1月

  • 土浦全国on-line花火競技大会(茨城県)/10号玉の部 優勝(土浦市長賞)「昇曲導付三重芯銀覆輪漣」

2022年2月

  • 代表取締役社長に本田和憲就任(3代目)/取締役会長に本田正憲就任

 3月

  • 片貝町において『第1回新作尺玉祭』開催(主催:片貝花火サポーターズ倶楽部)
  • 高崎HANABIコンクール(群馬県) 3位入賞「たんぽぽが花笑み絮毛は旅に出る」

 5月

  • 新潟県伝統工芸品に『新潟県産打揚花火』が指定される
  • 『新潟県産打揚花火』の指定業者となる

 7月

  • ぎおん柏崎まつりにおいて尺玉100発一斉打 × 2回の打ち揚げ実施

 10月

2023年6月

  • 片貝工場第八危険工室、第十危険工室エアコン設置
  • 西山工場第三危険工室エアコン設置

2024年3月

  • 第3回奉納新作尺玉祭において、県内5メーカー(新潟県産打揚花火指定事業者)の花火打ち揚げ

 4月

  • 片貝町二之町に『片貝館』オープン
  • 『片貝館』にVRアトラクション『空飛ぶ椅子と片貝花火』誕生

 7月

  • 四尺玉打ち揚げ挑戦から40周年を記念し記念ロゴを作成

 11月

  • 片貝プライベート花火申込専用サイト運用開始

SDGs宣言

当社は国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、持続可能な社会の実現に向けた積極的な取り組みを行ってまいります。

SDGsの達成に向けた弊社の取り組み

働きがいのある職場づくり

すべての人に健康と福祉を 質の高い教育をみんなに ジェンダー平等を実現しよう 働きがい経済成長も 人や国の不平等をなくそう

世代、性別に関係なく従業員全員が安心して働き、キャリア形成をできる職場づくりに取り組んでまいります。

【具体的な取り組み】
  • 産休・育休の取得促進
【今後実現する取り組み】
  • 充実した資格取得支援
  • 繁忙期の長時間労働の改善
  • 性別や年齢を問わない公平な採用

地域との共生

質の高い教育をみんなに 働きがい経済成長も 産業と技術革新の基盤をつくろう 住み続けられるまちづくりを つくる責任つかう責任 パートナーシップで目標を達成しよう

地域社会において「この会社があってよかった。」「この会社と関われてよかった。」と感動していただける会社を目指してまいります。

【具体的な取り組み】
  • 会社周辺の草刈り作業、ごみ拾い
【今後実現する取り組み】
  • 花火と地域の新たな連携
  • 地元産原材料、資材の積極的な活用
  • 地元の学校との連携

環境への配慮

住み続けられるまちづくりを つくる責任つかう責任

環境に配慮した事業活動を徹底するとともに、環境問題の改善に注力してまいります。

【具体的な取り組み】
  • 廃棄物の分別徹底、リサイクルの推進
【今後実現する取り組み】
  • 地球にやさしい花火制作
  • 生産ロス・資源利用の削減

お客様に信頼される企業づくり

質の高い教育をみんなに 平和と公正をすべての人に

現場事故の撲滅を目指し、職務や役割に応じた研修体系の整備や外部研修への参加により従業員のコンプライアンス意識を醸成し、お客様から信頼される企業をつくってまいります。

【具体的な取り組み】
  • 従業員への安全指導の励行
【今後実現する取り組み】
  • 次世代への花火技術の伝統承継
  • 安全性、品質の追求
  • 外部研修への参加

SDGsとは

「Sustainable Development Goals (持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月に国連で採択された2030年までに達成すべき国際目標です。「誰一人取り残さない」をスローガンに、貧困、気候変動、人種・性差別、働き方などの社会が抱える様々な問題を解決し、世界全体で明るい未来を目指すための17のゴールと169のターゲットで構成されています。

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